ダイヤモンドに次いで硬いサファイヤ

サファイヤは、コランダムという酸化アルミニウムの結晶からできている鉱物の一種で、9月の誕生石です。コランダムという鉱物は純粋な結晶は無色透明なのですが、不純物によって色がつきサファイヤやルビーなどになります。サファイヤはコランダムの中でも宝石としての価値があって、赤ではない色のものを指します(赤はルビーなので)。和名では青玉(蒼玉)と呼ばれるように、通常濃い紺色か青紫色をしていますが、実は赤意外の色はすべてサファイヤと呼ばれます。通常の濃紺や青紫色以外のものの場合は、ファンシーカラーサファイヤと呼ばれます。中でもピンクがかったオレンジ色のものは、蓮の花のつぼみの色を指してパパラチアと呼ばれていて、天然のものは希少です。また、光りを当てた時に六条の光が見えるものはスターサファイヤと呼ばれます。また、光源によって色が変わるサファイヤもあり、これはカラーチェンジサファイヤと呼ばれます。上質なサファイヤの青色はコーンフラワー・ブリュー(矢車草の青)と呼ばれています。なぜなら、矢車草の青は多くの青い花の中でも最も完全な青であるとされていたからです。 サファイヤの名前はギリシャ語で青を意味するサフェロスという言葉を由来とします。古代ペルシャではサファイヤは大地を支える石と言われていました。空が青いのは、サファイヤを映しているから。。。。そんな風に思われていました。また、モーゼがシナイや間で神から与えられた十戒はサファイヤに刻まれいたとされています。そのことから、サファイヤは聖なる石とされ、欧州の王家や法王らからは大切にさえれてきました。イギリス国王の王冠には純粋で賢い統治者の証しとして大粒のサファイがちりばめられているという話です。また、サファイヤには持ち主の心次第で色が変わるという話もあり、ナポレオン皇帝は妻の浮気を防止するお守りとして、サファイヤを贈ったと言われています。 サファイヤはとても硬い石です。サファイヤよりも硬い石はダイヤモンドしかないでしょう。その硬さから工業用として人造サファイヤも多く作られています。人造の単結晶のコランダムは腕時計の風防や軸受け、レコード針などに使用されます。その硬さかた、堅固な愛の証しと言われ、また誠実や慈愛の意味をもつことから、結婚指輪としても人気を集めました。チャールズ皇太子がダイアナ妃にささげた婚約指輪としても有名です。

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